8月に入り本格的な夏の到来です。海や山の行楽はベストシーズンを迎え、花火大会も各地で開催されるなど楽しいイベントが目白押しですが、この時期に多くのご家庭で悩みのタネとなるのが、お子さんの夏休みの宿題…特に「自由研究」ではないでしょうか? 昔は絵や工作の制作、植物や昆虫の観察などが多かったものですが、最近では小学生の自由研究が多様化しているようです。その理由としては、自由研究のネタを集めた本がたくさん出版されたり、自治体や企業が企画するイベントが充実してきたことが挙げられます。こういったイベントは主宰する企業の特色を生かしたものが多く、テレビゲームやロボットを自作するイベントもあれば、「お金の価値」について教えてくれるものまであるそうです。このように子供たちの興味をひきつつも、親も一緒に楽しめるような内容が企画され、ロボットを自分で作れるなんて、大人でも参加したくなります! そしてイベントを体験した後は、自由研究としてまとめるパターンが多く、この“体験型”というのが、最近注目されているキーワードなんだそうです。例えばここ数年、小学生に人気の習い事ランキングで上位に入ってきたのが「(理科)実験教室」!教科書通りに文字や絵で学ぶだけでなく、実際に体験することでワクワク、ドキドキする気持ちが子供たちに芽生え、「なぜ?次はどうなるの?」という好奇心をかき立てるそうです。この夏休み、様々な体験を通して子供たちの創造力や好奇心が育つと思うと、悩みのタネであった自由研究のネタ探しも“ワクワク探し”になりそうですよね。それでは、暑い日々が続きますので体調を崩さないようお気を付けください。
理事長 山本成允