私たちは歳を重ねるにつれ、虫歯や歯周病、あるいは事故などで歯を失うトラブルに見舞われることがあります。失った歯の修復方法として、従来はブリッジ(固定性の入れ歯)や取り外しの入れ歯が利用されてきました。しかし、こうした代用物をお口の中に確実に固定させるためには、隣の健康な歯を削らなければならないといった問題がありました。
また患者さんはできるだけ簡単で目立たない方法で失った部分を修復することを切望しています。歯を失うということは歯冠だけでなく、噛む力を支える歯根までも失っているのです。審美性と噛む力を元に戻したいという患者さんの願いは、インプラント治療によってかなえられるでしょう。
インプラント治療について
噛める人生100年に向けて、わが国は超高齢化社会に突入し、歯科医療が健康長寿に貢献することが求められています。
インプラント治療は臨床応用されてから50年以上の実績を誇っています。インプラント治療後、10~15年のインプラント生存率(インプラント治療後口腔内で問題なく機能していること)は90%以上です。