次の文章は3年前にステーションビル歯科から患者様や社会に発信したものです。少し長文になります。
『去る３月１１日、未曾有の大地震が起きてしまいました。テレビで連日放送される被災地の状況、原発のニュース、日々被害の大きさが明らかになるたびに心が痛みます。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、余震の心配もある中、救援・復旧活動に当たられている方々には本当に頭が下がります。停電・断水すると、それを直す人がいて、原発で事故が起こると、命がけで直す人がいる。私たちが室内で「まだかな～」と言っている間、それらを復旧させるために寒い外で頑張っている人達には本当に頭が下がる思いです。ぜひ、万全の注意をされ取り組んでいただきたいと思います。今、私たちは被災地の方々に直接的に何かできることは、ほとんどありません。私たちは元気で、水も電気もガスも、基本的には問題なく生活できているわけですから、この生活に感謝して、こんな時だからこそ率先して、明るく元気に最高の仕事をやりましょう。そんな私たちの行動こそ、人々に勇気を与えると私は信じています。テレビを観ながら、一緒になって落ち込んでは、ダメです。阪神淡路大震災の復興予算として国から投じられた総額は5兆200億円だったそうです。今回は阪神大震災を上回る被害が出ていますので、10兆円規模の費用が必要だと予測されています。今の状態も落ち着いてくると、被災地、被災者のために復興が始まります。しかし1年、2年と経過すると人々は、東日本大地震のことを段々忘れて来ます。復興には5年、10年と長い歳月が必要です。だからステ－ションビル歯科は、復興のために向こう5年間に渡り、毎年100万円の義援金を送ることに決めました。私はあなたにお伝えしたい。誤解を恐れずにお伝えするならば、自粛する期間は過ぎました。この未曾有の危機に、今あなたの力を必要としています。大変な思いをされている被災地の人達のために、そして私たちが住む日本のために、一人一人ができることを考え、行動に移し、協力していこうではありませんか！ がんばろう日本！ 院長 山本成允
※計画停電のため、患者様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんがご理解の程よろしくお願いします。』
医療法人社団青松会ステ－ションビル歯科は、みなさまと義援金の約束を、5年を3年に短縮して守りました。
今の被災地の状況を考えると、心が痛みます。今できることを考え、行動しましょう。